日経平均は反落、新型肺炎への懸念継続 上海株の下げ渋りは支え
今日の日経は反落 春節明けの上海市場の大幅下落を受け一時400円以上値下がりしたが、想定されたほど上海市場が下落しなかった為徐々に買い戻す動きが見られた模様
確かに今日一日を見ればそれほど下がらなかったな〜ってのが正直な感想です(本音を言うともっと下がって欲しかった) 一声18兆円が効いたんでしょうかね
ただ、まだまだ感染が収束した訳では無いですし、春節や工場の再稼動も延期されています 一説には3月までは人・物共に動かすことが出来ずどうにもならないとの見通しがあります 推測ですが中国では3月に発売されるiPhoneの新モデルを急ピッチで組み立て作業を行なっている頃であり、今はまさに日本で言うところのクリスマス前のケーキ工場の様な状況な訳です つまり書き入れ時に人も物資も届かないんじゃあ生産量にはダイレクトに響く訳です 単純に1年のうちの1ヶ月中国経済が麻痺したとすると、現在世界経済に占める中国の割合が18%もあるため単純に1.5%のマイナスになる訳です これは世界全体の成長からすると決して小さな数字ではないと思います 問題はこの小さくない数字がいつ頃認識され株価に反映されるかですね
引き続き2月は下がる事を想定しながら各種指数を注視したいと思います
