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コロナ相場におけるアルゴリズム取引について

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 資産規模は約17兆円。リスクを巧みに分散する手法で知られ、2008年のリーマン・ショックでもプラスを維持して名を上げた。12年に専門人材を招き、人工知能(AI)を駆使した経済指標の分析で投資成績を高めた。今回はそのAIも景気後退のサインを示さず、株価は暴落しないとみて株式を持ち続けたが、市場は正反対に振れた。

東京都立大学の足立高徳教授は「機械学習で鍛えたモデルが機能しなかった」とみる。AIは膨大な過去データから、未来を予測する。コロナショックによる株価暴落は統計学的に「1600億年に1度の発生確率」とされ、参考データが乏しい苦手分野だった。"投資の帝王"と呼ばれたダリオ氏は「システムを信じたが……」と悔やんだ。

 

AIによる株式取引って意外にも結構昔から活用されてるそうで、30年以上前のブラックマンデーの時の暴落もコンピューティングシステムがうまく制御されなかったことにより1日で22%以上もの株価暴落に繋がったそうです(この事件をきっかけに先月度々発生していたサーキットブレーカー制度が導入されたそうな)

しかしコンピューターも万全ではなく、今回のような「1600億年に1度」なんてべらぼうな確率でしか発生しない事象を前にしたらそらイレギュラーな値動きにもなりますわな 今回の騒動で緊急事態宣言が出た後に急騰したりFBIが声明を発表した瞬間に暴落したりするのもアルゴリズムが関わってるんでしょう なにか人間とは違った血の通ってない冷たさみたいなのを感じます