29歳会社員が独立を目指すブログ

29歳会社員が節約・資産運用・副業・起業などに手を出しながら独立を企てるブログです。

ベンゼン、アジア向け価格が急落 11年ぶり水準

f:id:shu-san2019:20200402211839j:image

 

合成樹脂や合成ゴムの原料となる基礎化学品のベンゼンのアジア向け価格が急落した。指標となるJXTGエネルギーの4月の契約価格は1トン335ドルと、前月に比べ330ドル(50%)下がった。下落は3カ月連続で、2009年1月(295ドル)以来、11年3カ月ぶりの安値となった。原油の下落に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減が響いた。

 

たまには化学科出身らしいことでも

ベンゼンは色んな身の回りの製品の原料物質となっています ポケモンで言うとイーブイみたいな感じかな 進化の石を与える事で色んなタイプのものに参加するみたいな

で、そのベンゼンは主に石油を精製する過程で得られます 現在コロナショックと並行してサウジアラビアの石油増産による逆オイルショック石油元売企業や米国シェールガス企業を直撃しています アメリカのシェールガス関連企業がどこか破産手続きしたとかちゃうかったかな 

我々庶民からしたら原油の価格が下がると車に入れるガソリンの値段も先月から目に見えて下がったしさまざまな日用品も安く手に入ります しかしもっと大きな目線で考えると先に述べたアメリカのシェールガス関連会社が破産したようにエネルギー関連の企業をたくさん持つアメリカ経済に大きな負の影響を与える訳です そうなるとその影響は全世界に及んで、回り回って不況に喘ぐこととなります

化学ではエネルギー保存の法則がありますが、世界経済も見かけ上ここ数年は買いが買いを呼ぶ展開で株価は釣り上げられていましたが富の総量はそう大きく変わっていないのかもです その本来の姿からかけ離れバブル気味なっていた富の量、株価に戻してくれたきっかけとしてコロナなり逆オイルショックを眺めると、少しは意味のある出来事だったのかなと思えなくもないです